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鈴木貴男オフィシャルブログ 『SUZUKI TAKAO BLOG』 プロテニスプレイヤー鈴木貴男のオフィシャルブログです。


鈴木貴男プロフィール
北海道札幌市出身。世界ランキング最高102位。武器はサーブ&ボレー。 6歳でテニスをはじめ、堀越学園時代にインターハイで3冠(単複・団体)を達成。1995年にプロ転向。 四大大会では7度の本選出場を果たし、2003年のウィンブルドン選手権と2005年の全豪オープンで2回戦に進出。 また、ジャパン・オープンでは2度のベスト8進出を果たし、2005年には岩渕聡とのペアで日本人ペアとして初のATPダブルス優勝を達成。2006年大会では王者ロジャー・フェデラーから1セットを奪う大健闘を見せた。

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箱根キャンプとデ杯 | 2013/09/16

こんにちは!貴男です。
昨日から台風の影響が各地で出ていますが、これ以上に被害が広がらないことを祈ります。その台風の影響を考えて「箱根キャンプ」は、昨日のお昼で終了になりました。それ以上に粘っていたら大変なことになっていたかもと朝からの雨と風・ニュースを見て感じました。
今回は全ての内容をこなすことが出来ませんでしたが、今後ともキャンプやイベント・クリニックの情報を1人でも多くの方々に上手く活用して頂けたらと思います。企画から現場の仕切りまでお世話になった米田さんを始め、協力していただいたスポンサーの方々に心から感謝いたします。渡辺コーチ、膝をお大事に!ジョア美味しく頂いています(笑)
さて先週の金曜日から日曜日までは、有明コロシアムで「デ杯」のワールドグループ・プレーオフのコロンビア戦が行われていました。結果は知っている方々がほとんどだと思いますが、3-2で勝利し2014年の「デ杯」はワールドグループの1回戦からのスタートとなります。強豪国が揃うワールドグループで戦えることは選手とスタッフのモチベーションに加え、応援する側にとっても期待感を含めた楽しみが増えました。
トップ10間近の錦織選手の強さを証明できたことに加え、2-2の場面で3度の苦杯を味わってきた添田選手が今回の勝利で大きな自信を得たことは大きな収穫だと思います。伊藤選手と杉田選手については、この2人を驚かすテニスのレベルとランキング上昇を期待しています。そして守屋選手や内山選手は、今年の「デ杯」で一つの大きな経験をしたと思うので、焦らずにレベルを上げ主軸として戦う日が来ることを楽しみにしています。
「デ杯」と言うものは、彼らだけのことではなく、チームに関わるスタッフを含めた日本テニス界の今までの成果であり、日本テニス界の今後に向けての課題でもあります。常に進歩を続ける世界のテニスにもっと近づけるように、そしてワールドグループの常連になれるように努力を続けなければいけません。
これから書くことは現段階の課題だけでなく永遠の課題だと思って読んでください。「デ杯」において本当の力が試されるのは僕の経験上では、アウェー戦です。レッドクレー・グラスコート・高地のサーフェイス問題に加え、ボールの質・長距離移動を含めた環境の違いで優位に立てる部分がなくなった時です。これから何度もそういう場面に立つことになるでしょう。コロンビア戦で素晴らしい勝利を得た時だからこそ、今から準備をしなければいけないし、日本チームにとっての永遠のテーマです。
そして避けて通れないのがダブルス問題であり、それと同時にシングルスとダブルスの重複です。こればかりは頭の中の計算上だけで解決できないし、シングルスを戦う選手の状態や相手のメンバーやサーフェイスによって変化します。
世界のデ杯チームを見渡すと主に二つのパターンがあります。チェコのようにベルディッヒとステパネックをフル活用する形かシングルスのエースとダブルスプレーヤーを入れて3~4人のメンバーを使う形(スペイン・セルビア・カナダ・イギリスなど)です。ということは、日本チームにダブルスを戦える選手を作っていかなければいけないのと同時にシングルスを戦う選手がダブルスも戦えるようにすることなのです。
ここ3年間の「デ杯」を見ると錦織選手がシングルス2試合とダブルス1試合の計3試合を戦って勝利した2011年のウズベキスタン戦が一度。シングルスとダブルスの分業かシングルスの1人がダブルスにも回って戦った場合が7対戦。ダブルスの結果だけを見ると2勝6敗(この1敗の中には、フィリピン戦で僕が関与しています)です。「デ杯」を少しでも知っている人なら誰もが分かるであろうダブルス問題を解決することは簡単ではないけど、絶対に目を背けてはならないことです。
ここまで色々と書きましたが、一番大切なことは誰が出るのかが重要なのではなく、勝利のために常にベストの布陣で戦い、試合に出た選手はシングルスだろうとダブルスであろうと全てをコートに置いてくる戦い方をしないとワールドグループでは生き残れないということです。僕も長年関わってきた人間ですから、外から見ていても気になるし、映像を見るとドキドキします。日本選手にも劣らないコロンビア選手の素晴らしいファイトと、勝利を信じて日本に乗り込んできたコロンビアチームのスタッフにも感謝です。最後まで諦めない彼らのファイトがあったからこその激闘であり、それを見届けたファンの方や関係者の方は「デ杯」を今まで以上に好きになったのではないでしょうか?
最後に日本チームの皆さん、コロンビア戦での勝利感動しました。試合が始まる前からのサポートと試合中はベンチ裏での応援、そして歓喜の瞬間まで沢山のエネルギーが必要ですよね。本当にお疲れ様でした。僕もこの「デ杯」の雰囲気を自分のテニス人生に生かし、彼らに負けない努力をこれからも続けたいと思います。
それでは、また・・・・・。貴男
投稿者 鈴木貴男 19:52 | 応援コメントは公式ホームページから | トラックバック(0)