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鈴木貴男オフィシャルブログ 『SUZUKI TAKAO BLOG』 プロテニスプレイヤー鈴木貴男のオフィシャルブログです。


鈴木貴男プロフィール
北海道札幌市出身。世界ランキング最高102位。武器はサーブ&ボレー。 6歳でテニスをはじめ、堀越学園時代にインターハイで3冠(単複・団体)を達成。1995年にプロ転向。 四大大会では7度の本選出場を果たし、2003年のウィンブルドン選手権と2005年の全豪オープンで2回戦に進出。 また、ジャパン・オープンでは2度のベスト8進出を果たし、2005年には岩渕聡とのペアで日本人ペアとして初のATPダブルス優勝を達成。2006年大会では王者ロジャー・フェデラーから1セットを奪う大健闘を見せた。

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質問を頂きました。 | 2012/02/19

こんばんは!貴男です。
今週もまだまだ寒い日が続いていますが、皆さんは、元気にお過ごしでしょうか?僕は、日本リーグ終了後は、早稲田大学と慶應大学のコートを借りて、学生達と練習を行っていました。少し疲労が残っていたので、時間を短めにして行いましたが、元気にテニスが出来ているので、次の大会に向けて良いモチベーションを保てています。
昨日は、亜細亜大学でテニスマガジンが行っている「第6回・部活動」に参加してきました。今回は、堀内先生のサーブ編で、一度、講義から聞きたかったので急遽サプライズの形で足を運びました。参加者は、何かきっかけを掴みたい、上手くなりたいという気持ちが強く、きっと充実した時間を過ごしてくれたと思います。僕は、第1回の「バックハンドスライス」を担当しましたが、ぜひとも、また開催したいと思っていますので、楽しみに待っていてくださいね。テニスマガジンさんと相談しますので(笑)
さて、2つほど質問を頂いていますので、お応えしたいと思います。アプローチとボレーについてですが、答えから言うと両方が重要であり、2つのショットの組み合わせで、ポイントを取りにいくと考えてください。場面によっては、アプローチで追い込んで、ボレーはオープンコートに決めるだけの場合もあるし、逆にアプローチで相手にパスを打たせて、ボレーやスマッシュを数本打って、ポイントを取る場合もあるでしょう。アプローチをミスしては意味がなくなるので、どっちかに比重を置いてくれと言われれば、先に打つアプローチですが、僕の中では、アプローチを打ちにいく時に慌てずに相手にパスを打たせるようにして、プレッシャーをかけることを優先しています。
次に遅いコートの場合ですが、スピン系のアプローチでネットに出ることも何度かはあると思いますが、僕の場合は、基本がスライス系です。しかし、それまでのラリーで上手くスピン系のショットを混ぜて、相手にスライスに慣れさせないことや、上手くドロップショットを使って考えさせること。そして深いボールだけがアプローチショットではないので、相手を前に走らせながらパスを打たせることも効果があると思います。
自分の主とするパターンを決めておいて、それだけでは相手に読まれてしまうので、色々なパターンでポイントを取りながら、自分のパターンに相手を引きずりこんで、得意な形で勝負してはどうでしょうか?ネットプレーというのは、ボレーやスマッシュで決めることだけが全てではありません。どんな形でネットにつくか?どんな回転のボールで出るのか?何球目で出るのか?によって、沢山のパターンが考えられます。それが相手にとってのプレッシャーであり、エースを取らなくてもポイントが取れるようになるとネットプレーの楽しさが増すと思います。何度も何度もトライして、経験値を上げましょう。
それでは、また・・・・・。貴男
投稿者 鈴木貴男 21:59 | 応援コメントは公式ホームページから | トラックバック(0)