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鈴木貴男オフィシャルブログ 『SUZUKI TAKAO BLOG』 プロテニスプレイヤー鈴木貴男のオフィシャルブログです。


鈴木貴男プロフィール
北海道札幌市出身。世界ランキング最高102位。武器はサーブ&ボレー。 6歳でテニスをはじめ、堀越学園時代にインターハイで3冠(単複・団体)を達成。1995年にプロ転向。 四大大会では7度の本選出場を果たし、2003年のウィンブルドン選手権と2005年の全豪オープンで2回戦に進出。 また、ジャパン・オープンでは2度のベスト8進出を果たし、2005年には岩渕聡とのペアで日本人ペアとして初のATPダブルス優勝を達成。2006年大会では王者ロジャー・フェデラーから1セットを奪う大健闘を見せた。

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ジュニア達へ・・・・・ | 2010/07/03

おはようございます!貴男です。
昨日は、自分の練習後に夕方5時から、ジュニアの練習会に参加してきました。約34人のジュニア達に声をかけながら、少しでも子供達のためになると思うことを「つぶやき」ながら約2時間ほど行いました。スタッフも熱心にやってくれたし、沢山の方々が参加してくれたのが嬉しかったです。最近の子供たちは、インターネットやテレビのおかげかストロークのフォームや体の使い方には、センスを感じますし、スピンを打つ技術は僕のジュニア時代より数段上手いと思います。
しかし、試合で勝負を分けるのは、サーブ・リターン・メンタル面です。特にサーブの技術や「グリップ」の握り方に関しては、譲れない部分があるということを少しでも理解してほしいと思います。ストロークやボレーのグリップには、少々特長があっても構いませんが、サーブとスマッシュに関しては、絶対に「コンチネンタルグリップ」以上のものが必要になります。今入らないからと言って間違ったグリップでやってしまうと、成長していった時に必ず困るのです。僕が困るのではなく、ジュニア達それぞれが困ってしまうので、僕はあえて厳しく言いました。いくらストロークが良くてもサーブに支障を持っていては、絶対に強くなれないし、限界があります。
それは、プロの世界でも一緒です。なかなか上手く出来ないとか、自分は苦手だからと目を向けずに避けてばかりいると絶対に上達はしません。間違った方向にいくら努力をしてもそれは、間違った努力なのです。同じ努力をするなら正しい方向へ進むようにしなければいけないし、正しいものと間違ったものを見分ける頭と目が必要になると思います。僕は、札幌(北海道)生まれで札幌(北海道)育ちです。地元のジュニアに特別な思い入れがあるのは当然なので、今後も可能な限り協力はしていきたいと思います。ぜひ皆さんもご協力お願いします。
それでは、今日も充実した日々を過ごしください。貴男
投稿者 鈴木貴男 07:56 | 応援コメントは公式ホームページから | トラックバック(0)