豊田チャレンジャー終えて | 2010/11/30
こんにちは!貴男です。
先日、豊田チャレンジャーが無事に終了しました。女子シングルスは、今年の全日本チャンピオンでアジア大会のミックスダブルスのパートナーでもある土居美咲が優勝し、男子は、伊藤竜馬が全日本から19連勝中の杉田をストレートで破り優勝に輝きました。男女とも若い世代の選手が活躍した大会でしたが、準決勝まで勝ち残った添田や近藤も素晴らしいプレーを見せてくれたし、ダブルスでも全日本チャンピオンの岩見・近藤ペアーが決勝まで勝ち残りました。
僕の中で特に印象に残ったのが、女子のシングルスで決勝に勝ち残った波形です。大学に進学し、その後プロとして活動し、全日本のタイトルは取っていないものの、今年一気にランキングを上げてWTAランキングで110番前後まで上がり、来年のオーストラリアンオープンの本戦に入る勢いを見せています。長身からのサーブに加え、体格を生かしたストロークは威力があるし、自分のペースを保ちながら落ち着いたゲーム運びをしていました。ジュニアの間は、年齢のカテゴリーに分かれていますが、プロになれば18歳も34歳も40歳も関係ありません。あえて僕と伊達さんの年齢を入れました(笑)
自分のテニスのレベルを上げるには、選手それぞれの考え方や莫大な時間が必要です。誰でも早く活躍したいと思うし、結果を出したいのは当然です。しかし、焦りは禁物で必要なことをコツコツと努力して自分の物にし、巡ってきたチャンスの時にいかに準備をしてきたか?日頃努力をしてきたか?が問われます。成績が出ないからと言って弱いわけではなく、日々成長しているかが重要なのです。
だからこそ今回の波形のような活躍は若いジュニアやプロも学んでほしいと思います。杉田は、全日本からタイフューチャーズ・豊田チャレンジャーと連勝を重ね決勝では竜馬に負けましたが、お互いのライバル関係の大切さを更に感じたことでしょう。近藤も素晴らしいプレーをシングルス・ダブルスの両方で見せてくれたし、添田は、準々決勝で2本のマッチポイントを凌いで勝利しました。彼らの他にも最終戦で良いプレーをしていた日本選手はいるし、大会そのものも年々良くなっていると感じています。
僕は、豪との試合でのリタイアは残念でしたが、勝利した2試合では満足のいくプレーが出来たし、体力的に厳しかったけど最後まで戦えたことは自信になりました。今大会で選手達とスタッフを一番喜ばせたのは、数週間前に完成したサブアリーナです。去年までの練習会場は、バスで移動しなければいけない状態でしたが、メインアリーナと隣接されたサブアリーナに2面用意され、観客も観戦出来るとあって素晴らしい施設になりATPのスーパーバイザーも喜んでいました。
来年は、4回目を迎えますので、今まで以上に選手・スタッフ・そして観客の皆に喜んでもらえるように僕も大会のアドバイザーとして、努力していきたいと思います。
それでは、4日の「マスターズ・クラシック」に向けて体調を整えながら肩を治療しておきます。3・4・5日の深夜には、WOWOWで「デ杯・決勝」の解説もあるので、お楽しみに!!貴男
先日、豊田チャレンジャーが無事に終了しました。女子シングルスは、今年の全日本チャンピオンでアジア大会のミックスダブルスのパートナーでもある土居美咲が優勝し、男子は、伊藤竜馬が全日本から19連勝中の杉田をストレートで破り優勝に輝きました。男女とも若い世代の選手が活躍した大会でしたが、準決勝まで勝ち残った添田や近藤も素晴らしいプレーを見せてくれたし、ダブルスでも全日本チャンピオンの岩見・近藤ペアーが決勝まで勝ち残りました。
僕の中で特に印象に残ったのが、女子のシングルスで決勝に勝ち残った波形です。大学に進学し、その後プロとして活動し、全日本のタイトルは取っていないものの、今年一気にランキングを上げてWTAランキングで110番前後まで上がり、来年のオーストラリアンオープンの本戦に入る勢いを見せています。長身からのサーブに加え、体格を生かしたストロークは威力があるし、自分のペースを保ちながら落ち着いたゲーム運びをしていました。ジュニアの間は、年齢のカテゴリーに分かれていますが、プロになれば18歳も34歳も40歳も関係ありません。あえて僕と伊達さんの年齢を入れました(笑)
自分のテニスのレベルを上げるには、選手それぞれの考え方や莫大な時間が必要です。誰でも早く活躍したいと思うし、結果を出したいのは当然です。しかし、焦りは禁物で必要なことをコツコツと努力して自分の物にし、巡ってきたチャンスの時にいかに準備をしてきたか?日頃努力をしてきたか?が問われます。成績が出ないからと言って弱いわけではなく、日々成長しているかが重要なのです。
だからこそ今回の波形のような活躍は若いジュニアやプロも学んでほしいと思います。杉田は、全日本からタイフューチャーズ・豊田チャレンジャーと連勝を重ね決勝では竜馬に負けましたが、お互いのライバル関係の大切さを更に感じたことでしょう。近藤も素晴らしいプレーをシングルス・ダブルスの両方で見せてくれたし、添田は、準々決勝で2本のマッチポイントを凌いで勝利しました。彼らの他にも最終戦で良いプレーをしていた日本選手はいるし、大会そのものも年々良くなっていると感じています。
僕は、豪との試合でのリタイアは残念でしたが、勝利した2試合では満足のいくプレーが出来たし、体力的に厳しかったけど最後まで戦えたことは自信になりました。今大会で選手達とスタッフを一番喜ばせたのは、数週間前に完成したサブアリーナです。去年までの練習会場は、バスで移動しなければいけない状態でしたが、メインアリーナと隣接されたサブアリーナに2面用意され、観客も観戦出来るとあって素晴らしい施設になりATPのスーパーバイザーも喜んでいました。
来年は、4回目を迎えますので、今まで以上に選手・スタッフ・そして観客の皆に喜んでもらえるように僕も大会のアドバイザーとして、努力していきたいと思います。
それでは、4日の「マスターズ・クラシック」に向けて体調を整えながら肩を治療しておきます。3・4・5日の深夜には、WOWOWで「デ杯・決勝」の解説もあるので、お楽しみに!!貴男