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鈴木貴男オフィシャルブログ 『SUZUKI TAKAO BLOG』 プロテニスプレイヤー鈴木貴男のオフィシャルブログです。


鈴木貴男プロフィール
北海道札幌市出身。世界ランキング最高102位。武器はサーブ&ボレー。 6歳でテニスをはじめ、堀越学園時代にインターハイで3冠(単複・団体)を達成。1995年にプロ転向。 四大大会では7度の本選出場を果たし、2003年のウィンブルドン選手権と2005年の全豪オープンで2回戦に進出。 また、ジャパン・オープンでは2度のベスト8進出を果たし、2005年には岩渕聡とのペアで日本人ペアとして初のATPダブルス優勝を達成。2006年大会では王者ロジャー・フェデラーから1セットを奪う大健闘を見せた。

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甲府フューチャーズ・ダブルスSF | 2010/04/02

おはようございます!貴男です。
昨日の試合は、2回戦をストレートで勝利し、翌日の雨の影響も考えて準決勝を始めたのですが、セカンドセットの途中で雨が強くなり途中キャンセルになりました。準決勝は、岩見亮・近藤大生組と対戦しています。パートナーの内山は、試合を重ねるにつれてプレッシャーに慣れてきて、勝ち進むことによって自信も出てきているように感じます。
彼はまだ若いので、フューチャーズやプロの先輩方の中に入ってプレーすると緊張やプレッシャーを感じて思うようなプレーが出来ない時もありますが、彼が目指しているのはジュニアの中で勝つことではないので、少しでもこの環境に慣れてポイントを稼ぎ早く上のステージに上がってほしいのです。そのための一つの手段として一緒にダブルスを組み、ダブルスのスキルを体感しながら勉強し、シングルスに生かすことです。いつもより上のレベルで戦うと常にリスクを背負ってプレーしなければいけません。今はそう感じることが毎ポイントかもしれませんが、それが慣れてくると普通になり今までリスクを犯していたプレーが当たり前になり、自然にレベルが上がるものです。
ジュニアが相手であればパワーかスピードか回転のどれかだけでポイントが取れますが、プロの中に入ると全てが必要でそれがライン際に入らなければいけないし、サーブ・リターン・ストローク・ボレー・スマッシュがピンポイントにコントロール出来なければポイントには結びつかないのです。
僕は若い頃ダブルスの成績の方が先行していて、それによってシングルスでは対戦出来ないレベルの相手と試合をすることによって、シングルスにも良い影響を与えてくれました。ネットプレーを勉強したり、細かいテクニックやスピードを経験するにはダブルスは最高の舞台だと思います。まだ外は雨が降っていますが、後に止んでくると思うので、内山とのダブルスを楽しんできたいと思います。特別な作戦はありません。真っ向勝負あるのみです。それが相手に対しての最高の礼儀だと思いますから。
それでは、もう少ししたら会場へ向かいたいと思います。貴男
投稿者 鈴木貴男 11:18 | 応援コメントは公式ホームページから | トラックバック(0)
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